ケリー・チャンでしたっけ。綺麗な女優さんでした。
でも映画は・・・日本語が・・・なんでこの配役なんだろうと思った。
ちょっと説明しますと、あおいが片言の喋り方なのは小説の設定に基づいています。あおいはミラノ出身の帰国子女で、それゆえ日本語がカタコトなのです。さらに付け足すと、順正(竹之内)もまたニューヨーク出身の帰国子女で、その「故郷の地(=日本)なのに馴染めない」という感情にお互い共感を覚え、惹かれていくというわけです。
原作である「冷静と情熱のあいだ Blu/Rosso」もオススメですよ。映画が丁寧に原作のストーリーを追っている事が分かります。